イメージスケッチで街づくり


建築パースで独立して、平成18年9月に10年となりました。
10年のうちほとんどが試行錯誤の連続で、やっとココ最近に
なって方向性が定まってきた感じです。
(あっちこっち迷走しすぎ!才能のない私はコツコツ努力するしかない
のですが、時々努力する方向を間違える・・・。そりゃ10年かかるわ)

この10年の間に、手描きからCGまでいろいろとパースを制作
してきましたが、今後は手描きの下絵にPCにて着色するスケッチ風
のパースをもっと制作していきたいと思っています。
この方法が一番自分に合っているし、建築物を創り上げていくという
プロジェクトには、もっともっとスケッチが必要なのではと思っています。
(CGも依頼があれば、これまで通り制作致します。)

最近では政府が日本への観光客を増やそうと力を入れていますが、
また訪れたいと思える街並みが日本にどれくらいあるのだろう?
(現状は、街並みも人の心も美しい国とは程遠い。)
特に地方都市は日本全国どこも同じ風景に見えてしまう。(言い過ぎ?)
このままでいいはずがない!
何年掛かっても少しずつでも、その土地に合った街づくりをしていかなければ・・・。
そのためにもイメージの広がるスケッチは有効だし、私でも貢献できるのではと思っています。
スケッチなら建物だけでなく造園やガーデニングの風景でも違和感無く描け、時間・予算にあわせて
融通の利くイメージスケッチは街づくりの絵としてはうってつけだと思っています。

これからも、PCやソフトの性能が上がり益々フォトリアルな思わず写真か?と思うようなパースが
制作されていくでしょう。(特に広告媒体では抜群の需要があるでしょう。)
しかし、プランが固まるまでのプレゼンにおいては、イメージの広がりの問題とコストパフォーマンス
ではフォトリアルCGより、スケッチの方が効果的であると思っています。
そこで、手描きとCGの長所を活かしたパース(それを世間ではハイブリッドパースと言うそうな)を
活用していただければと思っています。

ちょっとここで自分がお手本にしたいカルロス・ディニーズというパース製作者を紹介します。
(カルロス・ディニーズについて詳しくはこちら参照)
この方の建築プロジェクトへの関わり方は、自分も見習って精進していかなければと思う。

結局は、仕事のタイプや納期・コストによってスケッチ風・CG・フォトリアルCGと使い分ける事が
重要なんだと思います。
又、これからはもっと設計の方がCGを制作されていくでしょうし、その制作されたものに人物や
植栽をパース製作者が描き込んでいくという関係も増えていくでしょう。
私は、設計とパースと両方の経験があるので、いろんなかたちで協力できると確信しております。


最後に、これからも今まで以上に精進して頑張ってまいります。
仕事のご依頼を心よりお待ち申し上げております。

                                        平成18年12月    奥野 克典

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